簿記の知識があると良い

東京や大きな都市には税理士協会があり、税に関する相談を気楽に出来る環境が整っています。
税金に関することは、一般の人では難しいことばかりです。出来れば無駄な税金を払わずに済ませるようにしなくてはいけません。
そのために税にかんする知識を勉強することも大切ですが、関連の書籍を見ても理解できる人は少ないと思います。会社などで経理事務に関わったことがあれば、ある程度の理解は出来るのですが、それでも難しいかと思います。

税理士の力を借りるにしても、日々の経理管理は自分でしなくてはいけません。ですから簡単な簿記の勉強をしておくのはとても良いことだと思います。特にこれからフリーランスで働こうと考えている人や、個人事業主として事業登録をする人には、簿記の知識がある方が心強いものです。

例えば実務に必要な機器の設置に関しても、購入したほうが良いのか、またレンタルの方が得なのかといった判断が必要になることがあります。
これは企業の資産と負債に対する考え方で、どちらに計上するかで大きな影響が出てくることがあります。
このような知識は簿記の初期で学ぶことが出来ますので、これから経営者になる人には必要なことだと思います。ただ、どうしても税関連は専門家のほうが詳しいため、自分自身の経営に支障が出そうな際には、税金のプロである税理士に相談するほうがよいでしょう。

依頼する際に注意すべき点として、毎日の入出金、財産と負債の管理はしっかり行なうようにしましょう。その管理ができていてこそ、税理士は依頼された仕事にかかることが出来ます。
ただレシートや領収書を置いておくだけで、後は税理士がやってくれる、というのは昔の考え方ですし、そこまで依頼するのであれば税理士への支払額はかなり大きな金額になると思います。
経営に関することや税に関することだけでなく、いかに利益を生みだすか、といったことも税理士に相談すると安心ですし、また普段から相談できる窓口があるのは心強いと思います。

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