税理士の面白さは税務相談業務にあり

税理士という仕事があります。企業に属して働いている人もいますが、独立して開業していればフリーランスの一形態といえるでしょう。やっている仕事の内容まではわからなかったとしても誰でも知っている職業であり、国家資格の一つです。一般的な業務は、事業主本人に代わって税務的な対応をするという税務代理と、法人税や所得税、消費税などの確定申告書の作成と提出、さらに税務相談が挙げられます。

この仕事の面白さは税務相談にあるでしょう。税務相談は、その名の通り事業主からの税務に関する相談に乗るというものですが、相談業務というものの特性として、相談者の状況や環境が違えば同じ質問であっても答えは変わってくるという点があります。また、相談された内容に対する回答もこれが唯一無二の正解というものはありません。答える税の専門家が違えば、解決策や対策も変ってくるというのが普通です。

つまり、相談業務においては税理士の能力の差が如実にでるとともに、独創性や自分の個性を発揮しやすい業務で、確定申告書の作成代行などと比較すると圧倒的に面白い仕事といえるかもしれません。

最近では、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーの資格も取得して、税に限らずお金に絡む多くの相談内容に耐えられるような体制を作っている税理士も増えてきています。相談業務の仕事の面白さもさることながら、活躍範囲の拡大という点も見逃せない面白さかもしれません。

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