税理士のような士業は資格を持っていればみな一人前として扱われるという特徴があります。新人でも大ベテランと同じステージで戦っていくことができるわけです。したがって、税理士の世界では個人でフリーランスとして働いている人が数多く存在しています。どこか大手事務所に所属をしなければ活動ができないというわけでもないのです。資格を持っていれば、それを活かして自分なりに仕事をしていくことができます。

ただ、まずは大手事務所に入ってノウハウを身に付け、ある程度自分一人ででもやっていけると思えばその時点で独立するという形が一般的です。この場合は、自分で顧客を見つけなくても、所属していた事務所から一定数顧客を分け与えてもらえたりするため便利です。

もちろん最初から一人でやることも十分に可能です。その場合には、顧客獲得を専門業者に依頼するのも悪くはない方法です。営業代行会社などは数が多くなってきているので、依頼をして顧客を見つけてきてもらえれば、自分は営業活動をしなくてもよくなります。個人で使える時間は一日24時間と決まっているので、営業活動は外部委託をするというのはかなり一般的な方法になりつつあります。

フリーランスは仕事を自分で見つけなくてはならない部分で少し面倒ではありますが、その分利益のすべてを自分のものにできるので、成功した暁には年収が跳ね上がるというメリットがあります。自分自身の人生プランにおいて大いにチャレンジするに値する挑戦だと言えるでしょう。いつの日か自分の会社を！と願っている人は、せっかくのフリーランスライフを成功させるために、目指す道へ進む前の事前準備をしっかり行っておきましょう。税理士の場合には、「税理士の開業前準備」などで検索するのもひとつの手です。